終活をしていると、必ずと言っていいほど目にする「エンディングノート」と「リビングウィル」という、2つのキーワード。
本記事では、エンディングノートとリビングウィルの違いについてお伝えします。
目次
エンディングノートとリビングウィルの違い
エンディングノートとは?
高齢者が人生の終末期に迎える死に備えて自身の希望を書き留めておくノート。
引用元:wikipedia
リビングウィルとは?
人生の最終段階(終末期)を迎えたときの医療の選択について事前に意思表示しておく文書です。
エンディングノートは、葬儀、お墓、介護、財産など、自分の希望を自由に書き留めておけるノートです。
一方でリビングウィルは、日本尊厳死協会が発行する「回復の見込みがないのなら、延命治療(延命措置)をしないでほしい」「安楽死させてほしい」という意思を示す文書で、「事前指示書」とも呼ばれます。
なお、エンディングノートとリビングウィル、どちらにも法的効力はありません。
そもそも、日本では安楽死・尊厳死といった概念自体がありません。安楽死・尊厳死の法制化に反対する声もあります。
本人の判断能力がなくなったとしても、回復の見込みがないと医師から言われたとしても、家族が望むのであれば人工呼吸器や点滴などで命をつなぎます。それが延命治療です。
延命治療についてエンディングノートに書き留めておきたい方は、下記の記事をご覧ください。