弔電を頂いた際のお礼について、
- どのようにお礼をするのが一般的なのか?
- 何か品物を持って行ったり送ったりするべきなのか?
- 電話やメールだけでも失礼にならないか?
などと判断に迷っていませんか。
この記事では、弔電のお礼をする際の基本マナーやお礼状の書き方について詳しく紹介します。
弔電のお礼を送るタイミングやマナー
”弔電のみ”を頂いた場合は、葬儀が終わってから一週間以内に「お礼状」を出すのが一般的で、品物でのお礼は必要ありません。
もし”弔電+香典(故人にお供えする現金)”の両方を頂いた場合は、「香典返し」としてお礼状と一緒に、香典の3分の1~半分程度の金額の品物をお返しします。
香典返しは、葬儀で頂くのと同時にお返しするケースと、忌明け法要(49日)から1ヶ月以内に送るケースの二通りがあります。
今これを読んでいる段階で葬儀が終わっている場合は、忌明け法要(49日)から1ヶ月以内に「香典返し」として返礼品をお送りしましょう。
>>香典返しの詳しい記事は準備中…
会社からの弔電には返礼不要
会社からの弔電や供花は、経費から出されるのが一般的なので、基本的には返礼不要です。
電話かメールでお礼を済ませるのはあり?
親しい仲であっても、弔電のお礼を電話やメールだけで済ませるのはおすすめしません。
お礼をするのであれば、ハガキか封筒でお礼状をお送りしましょう。
お礼状の書き方と例文
弔電にお礼状を書く際の基本的な文例です。ぜひ参考にしてみてください。
敬具の後に書く日付は、「発送する日」を書きます。
言葉の意味や使い方
拝啓・敬具…セットで使われる手紙の挨拶。相手への敬意を表します。
亡父〇〇…「亡母」「亡祖母」「亡妻」など状況によって書き換えます。〇〇は下の名前を書きます。
相営む(あいいとなむ)…この相は接頭語で、より丁寧な意味合いになります。
ご厚意(こうい)…思いやりのある心のこと。
略儀(りゃくぎ)ながら…踏むべき手続きを簡略化したものではありますが、という意味。
書中(しょちゅう)にて…文書・手紙にて、という意味。
お礼状はハガキor封筒の手紙?どうやって出す?
お礼状を書く際は、ハガキでも手紙でもどちらでもOKですが、手紙の方がより丁寧さを表現できるため多く選ばれています。
ハガキや手紙のデザインは、白やグレー、ベージュなどの落ち着いた色が無難です。